カテゴリホビー、カルチャー美術品絵画その他状態目立った傷や汚れなし（詳細）富士山と雲を描いた造形作品です。普通の絵画ではなく彫物のように凹凸で描かれています。色合いや構図、全体的な雰囲気は絵画には無い気品と重厚感を感じます。

「レリーフと呼ばれる浮き彫りの技法を用いて制作された銅器パネルである。表面には銀・黒・橙の着色がなされており、見る側により迫力のある印象を与えている」
引用：文化遺産オンライン
https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/376884

この作品について調べると、似たものが高岡市立博物館に展示されているようです。雲の形や全体の色合いが異なるのでいくつか『富士山図額面』と言う作品は存在するのかもしれません。
出品者の叔母が画家（菅沼典子　二紀会所属）で彼女が所有していました。昭和42年頃、新築記念で米治一氏から頂いたもののようです。叔母の遺品整理で相続しましたがこの度、転居に伴い出品いたします。
背面の米治一氏の略歴が昭和17年までしか記載されていないので、昭和初期の作品だと思われます。
経年劣化はありますが目立った破れなどはありません。

作品名：富士山図額面
作者名：米治一
画号：静雲
富山県高岡美術作家連盟委員長
大正13年天皇陛下御下命の栄